scroll-behaviorについて知りたい人
scroll-behaviorについて知りたいな!
この記事は上記のような疑問を解消するものとなっています。
- scroll-behaviorとは?
- scroll-behaviorの使い方
- scroll-behaviorが効かない場合はどうすればいいの? 対応ブラウザは?
scroll-behaviorを利用すると、簡単にページ内のスクロールのすべてがスムーズになります。
今まではJavaScriptやjQueryのプラグインで実装していましたが、scroll-behaviorのおかげで簡単に実装できるようになりました。
そこでこの記事ではscroll-behaviorについて解説していきます。
気になる方は是非最後まで読んで頂ければと思います。
目次
1.scroll-behaviorとは?
scroll-behaviorプロパティはボックスにスクロール時の動きを指定する際に利用します。
これを利用することでアンカーリンクからの遷移時に、なめらかな動きでアンカー部分へ遷移できます。
値の指定方法は以下の通りです。
{ scroll-behavior: 値; }
値の指定方法
- auto:遷移先へすぐににスクロールが可能
- smooth:遷移先へなめらかにスクロールが可能
初期値はautoとなり、通常のユーザーが実行するスクロールには影響しません。
scroll-behaviorはブラウザ制限のないWebサイトであれば、とても簡単にスムーズスクロールを実装できます。
現時点ではIEやSafariでは非対応のプロパティです。
2.scroll-behaviorの使い方
それではscroll-behaviorの使い方をみていきましょう。
スムーズスクロールをさせたいブロック要素に指定をするだけでscroll-behaviorが使うことができます。
以下のようにすることでスクロールするボックスがスムーズにスクロールします。
html {
scroll-behavior: smooth;
}
他にも値を設定できるのでいろいろと試してみることをオススメします!
3.scroll-behaviorが効かない場合はどうすればいいの? 対応ブラウザは?
scroll-behaviorが効かない場合はどうすればいいでしょうか?
そのような場合、ブラウザを疑う必要があります。
現時点でscroll-behaviorプロパティは、いまだ対応していないブラウザがあります。
- IE
- Safari
- Opera
上記のなかでiPhoneのSafariが使えないのは少々きついですね。
しかし、JavaScriptを使わずとも、手軽にページ内リンクのスムーズスクロールができるとは素晴らしいですね。
是非scroll-behaviorを利用してみてはいかがでしょうか!?
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